今まで上層部に数々の問題点を意見してきましたが、話し合うことはなく一方的に私が吠えている状況です。
色々考えましたが、医療センターとの確執や業務の改善が出来ていないことは介護施設を理解していないからだと思い、地方新聞に「介護の現場で感じたこと」と題して投稿しちゃったのです!
一応、施設全体に関わって来ると思ったので、下書きをセンター長に見て頂いた。少し訂正された部分はあったけど、ゴーサインが出ました。
では投稿内容です。
私は医療職です。昨年から介護施設に異動となり、対象者が患者から利用者に移りました。
「治療の場」から「生活の場」に変わって思うことは介護士の立場の弱さです。メディアでは介護士による虐待を報じますが、現場では逆に入所者から暴力を受ける事があります。顔面をたたかれ眼鏡が飛び鼻から流血、顎に足蹴りを受けた時は目まいがしました。
入所されている方の多くは認知症です。関わるための「原則」を研修で学びますが、感情のコントロールは難しく感じます。同じ目線で・ダメと言わない・利用者のペースに合わせて・優しく触れ合う・・・
言葉では簡単ですが暴力を受けた時は憤りを感じました。
私はまだ一年だけですが、長年勤めている介護士はすごいです。いつも笑顔で、気持ちを切り替えるのは大変な苦労だと感じます。
介護の現場はやって当たり前で、やらなければたたかれます。医療と比較され「格下」と見られますが全くの別物です。今はバリバリ働いている方もいずれ介護を必要とする時がきます。最後まで自分らしく過ごせるように介護士の援助を受けることになるでしょう。
最近、入所されている方を見ているとその方の人生を思う事があり、長い人生を過ごされたことに敬意を抱く様になりました。亡くなられた時は「お疲れ様でした。長い間頑張りましたね。」と声をかけてお見送りします。
これから超高齢化に向け、未来は介護士を必要としています。全国の介護士さん頑張れ!
と、ささやかですが、介護士に向けたエールを投稿しました。(^_^;)
コメント